熱い思いを持つ若者、来たれ!!二刀流、その先へ
総務人事部門 江口禎三
東レエンジニアリングは2030年に売上高を今のおよそ1.5倍にするべく各事業に力を注いでいます。この原動力となるのはもちろん“人”。特にこれから末長く将来を担っていく若い人たちの力に期待しています。
社名に“エンジニアリング”を冠していることからプラント系の仕事を志す方はすでに当社をご存じかもしれません。対して、半導体や二次電池などの製造装置を手がける「メカトロファインテック事業」の知名度はあと一息。ですが、業界内での存在感は決して引けを取りません。取引先は世界の超一流半導体メーカー。業界専門メディアが主催する最新のエレクトロニクス製品の開発において業界へ貢献した製品を表彰するコンテストでは、2年連続で受賞しています。
「二刀流、その先へ」は、今年度、新たに掲げた若い人たちへのメッセージです。「シリコンサイクル」と言われる半導体の景気の波を気にされる方がいらっしゃるかもしれませんが、プラント事業と“二刀流”の当社に隙はありません。
私が東レエンジニアリングに入社して40年が過ぎました。40年前は保有する製品や技術も多くなく、力不足・経験不足で参入を断念したビジネスも一つや二つではありません。今なら他社を圧倒する差別化商品や技術、更にアライアンスやM&Aも選択肢に、それらを事業化することも可能だったかもしれません。昨今のグローバル展開の成果でビジネスの半分は海外が舞台になり、新たな海外子会社を準備期間1年で立ち上げられる力も培ってきました。“その先”に、まだまだ夢のある会社です。
ずっと営業畑を歩んできた私ですが、この3月に会社を発展させるプロジェクトとして “採用”を任されました。幾つになっても新しいことに挑戦させてもらえる良き社風を改めて実感しながら、皆さんとお会いしています。その現場で感じているのが、話す相手への思いやりや、心の底から思っていることを伝えるコミュニケーションの大切さです。
東レエンジニアリングは“ハート”で話せる熱い人、そして周りも巻き込み、自ら動き出す人、そんな皆さんを待っています。