2つに分かれた現場を1つに統合することで
生産能力をどこまで高めることができるのか。
お客様から依頼を受け、営業の中野が現地に訪れてみると、建屋の中に広がっていたのは、液体原料を加工するタンク設備やそれらをつなぐパイプ、そしてでき上がった製品を搬送する装置などです。ある洗剤商品の製造プロセスを追ってみると、1階で原料を混ぜて液をつくり、それを2階に上げて容器に充填し、そこから出荷する流れとなっているなど、制約のある建屋に対し設備の配置に苦労されていることが感じられました。この現場の生産効率改善という課題に対してお客様の構想は、2つの工場を1つに統合することで、制約のある面積の中でモノと人の移動距離を最小限にしながら、生産方法の統一化を実現して、効率の良い生産ラインを再構築すること。その構想を共に実現するパートナーとして、豊富なノウハウを持つ当社のFA事業部が選ばれました。「当事業部は、これまで人手に頼っていた生産工程に自動化設備を導入して省力化するようなメカトロ分野の提案を期待されることが多いのですが、今回は既存の設備を活用し、新しい設備と組み合わせていかに稼働効率を上げられるかが焦点でした」。いわば、生産設備のレイアウトの最適解を探り、実現するというミッションが託されたのです。