お客様課題の解決が私たちの仕事。どのように取り組んでいるのかをご紹介します。 東レエンジニアリングの仕事 現場に4つのアプローチ 詳しく見る 先輩たちの働き方 営業 F A事業 営業 半導体実装装置事業 営業 フィルム製造・加工装置事業 技術 プラント事業 技術 電池部材製造装置事業 技術 FPD製造装置事業 東レエンジニアリングが手掛ける現場改革はいくつものステップを踏んで進められます。実際にどのように仕事が進んでいくのか、その流れをご紹介します。 開 発 営 業 基本設計 詳細設計 調 達 製作・搬入・組立 試運転・引き渡し カスタマーサポート 開発 蓄積された要素技術からエンジニアリングとメカトロファインテックの新領域を開拓 当社はこれまで築き上げてきた高度なテクノロジーによる開発力をバックボーンに次々と新しいフィールドを開拓してきました。そうして蓄積された多くの要素技術をさらに組み合わせ、そこに最先端技術を取り入れつつ、次なるフィールドに挑んでいます。開発と設計、エンジニアリングとメカトロファインテックといったセクションを超えた開発が盛んに行われていることも他社にない強みの一つ。大学など社外の研究機関との共同開発も盛んです。 営業 お客様の真のニーズを探り出し、その実現に向けて自社の技術を提案する モノづくりに精通しているお客様でも、システムや装置全体を把握することは難しいというのが実情です。そのため営業担当には、お客様に代わって全体を見通して真のニーズを的確に探り出し、自社の製品から必要なシステムやプロセス、各種機器をピックアップして提案することが求められます。また既存の製品で叶えられない場合には、自社の技術者と連携して新機種を開発することもあります。その際には緊密なコミュニケーションを通して、お客様と技術者の橋渡しをするという重要な役割を担います。 基本設計 お客様のイメージに限りなく近づけるため設計と提案を何度も繰り返す 基本設計の大部分は、「どのようなものを作るか」というコンセプトづくり(概念設計)です。そこには技術者自身の発想や技術哲学、いわば“個性”が大いに反映され、そのような考え方がお客様の目指すイメージと合致すれば契約成立となり、最高のプロダクツ実現につながります。そのためリーダーは、依頼事項を確認するとまず幅広い専門分野からメンバーを集めます。そして彼らの“個性”を生かした基本設計の作成を何度も繰り返し、そのアイデアの精度を高めていきます。 詳細設計 専門分野のエキスパートが個々に力を注ぎ、全体の最適化を目指す詳細設計 受注が決まるとプロジェクトチームが結成されます。プロジェクト・マネージャーが総指揮をとり、その下に営業・設計・製作・調達の各チームが設けられます。各チームはそれぞれの持ち場で、システムやプロセス、各種機器の詳細設計に力を注ぎます。お客様の生産現場に精通している熟練のメンバーたちによって、設備が稼働した場合の運転効率はもちろんのこと、運転・操作する人の使いやすさや安全性にも注意を払い、全体の最適化を目指す設計が行われます。 調達 最先端情報を集めて、交渉を行い、最高の資材を最適に組み合わせる 資材の調達は重要なプロセスの一つ。調達にかかる時間が全体のスケジュールを左右するため、調達マネージャーは初期の営業段階から案件に参加します。調達スタッフの仕事は、まず外部資源の最先端情報の収集です。そして得られた情報の中から最もパフォーマンスが高くなる組み合わせを計画。さらにそれらを効率よく、最短期間で調達しなければなりません。調達担当者には資源に関するあらゆる情報に目を光らせる感度や交渉力などが問われます。 製作・搬入・組立 徹底した工程管理、安全管理によって遅延なく設備の生産を進めていく 検討してきた設計を現実の機器として具現化するため、生産計画を立てます。プロジェクト・マネージャーの工程管理、安全管理のもとで詳細な工程表を作成。納期厳守はお客様の信頼を得る最低条件ですから、検討の末に最適の行程・工法を選び出し、最大のコスト効率を考慮して作成しなければなりません。また、スケジュールにはお客様先の立会検査や消防検査などの節目があります。社内外さまざまな人が関わるため、日程を緻密に組み、厳密に守る必要があります。 試運転・引き渡し 何度もテストを繰り返して精度を高め、お客様に引き渡すまで真剣勝負が続く 工程の要所要所に部分的なテストと手直しが組み込まれ、精度を向上していき、最終的にはお客様の立会いのもと総合試運転が行なわれ、機能を満たしているかをチェックします。その後お客様先のオペレータに運転指導を行ないます。この時までに運転マニュアルやメンテナンスマニュアルも作成しておきます。最後に「検収運転」のスイッチを押す瞬間は、緊張の一瞬。プロジェクトが大きければ大きいほど、その喜びと緊張も大きいのです。 カスタマーサポート 納品後はメンテナンスだけではない。お客様への丁寧なフォローが未来につながる 装置のメンテナンスはお客様側で行われるのが通常ですが、定期的なメンテナンス契約を結ぶこともあります。納品後に修理や品種変更、追加の依頼を受けることも多く、それを営業が丁寧にフォローします。またお客様が装置を使用された感想などをお聞きして、それを開発にフィードバックすることも重要なポイント。当社のビジネスは、納品すれば終わるわけではなく、お客様を丁寧に支援し続けることから次の改善の芽を探り、新しい提案に結びつけていくのです。 企業説明会/インターンシップ